最終回「役者」
皆さんも知っての通り、役者とは、動き、表情、声などを使って自分とは違う人物に扮して表現する人のことです。
現代は老若男女問わず活躍している役者という職業ですが、ウィリアム・シェイクスピア劇の流行したルネサンス期のイギリスでは、女性役者はタブーとされました。その為、全ての女役は声変り前の少年が女装して演じていたといいます。
あの有名なシェイクスピア劇、『ロミオとジュリエット』のジュリエットも初めは男の子によって演じられていたなんて面白いですね。
本公演の役者陣は男女混合。稽古を通して演出や他の役者、男女関係なくみんなで相談しながら演技を固めていきます。
お互いがお互いを高め合えるとても雰囲気の良い環境です!
舞台を創る上での醍醐味といえばズバリ、観客の入った本番の舞台。
当然練習段階では観客の皆さんがどこで笑うか、どこにグッと来るか、どの登場人物を応援したくなるか…など、私たちには全く見当もつきません。
本番に入って来るお客さんの新鮮な反応で役者たちのボルテージが一気に上がり、それも含めてやっと舞台は完成します。
現在私たちも舞台完成に向けてのラストスパートをかけているところです。
ぜひ会場に足を運んで、『脳内会議!!!』完成の瞬間を目の当たりにしましょう!
劇場で待ってます!