『Improv vol.1』にて即興ごみアート
「即興」
この言葉を聞いたことがない人はいないでしょう。
段取りを決めず、その場の興に乗ってパフォーマンスを行なうことです。
これを英語ではこう言います。
“improvisation”(インプロビゼーション)
創文企画が今回参加したイベント『Improv vol.1』のテーマは、ずばり「即興」です。
◯『Improv vol.1』とは
アーティストマネジメントを専門にする学生団体AMR(アーマー)主催のオールナイトイベントです。
会場2階では青学生のヒップホップバンドNegloHips(現在はHipDistrictとして活動)の演奏をバックに、その場で名乗りを上げた参加者がラップやダンスバトルを「即興」で繰り広げ、1階では様々な「即興」アートパフォーマンスが行われました。
出演の依頼をいただいたのは今年4月。3月の交流会『新春シャンソンShow!』でAMRのメンバーの方と出会ったことがきっかけで、会場1階でごみアートを実施することになりました。
当初は作品展示だけの予定だったのが、構想は膨らみ、たどり着いたのが初の試みとなる「即興ごみアート」でした。
◯開演前のこと
イベントの開催は2016年5月13日、場所は渋谷DESEO mini with VILLAGE VANGUARD。
当日の夜、即興ごみアートの材料を集めるため、会場付近にてごみ拾いをしました。
その間、ラザロをはじめごみアートたちは学校で待機です。
ごみ拾い隊が学校に帰還すると、満を持して夜の渋谷を歩いて会場に向かいます。
23:00に会場到着。準備を開始し、本番を迎えます。
◯タバコ花の灰皿
今回、創文企画が行なった出し物は3つです。
「作品展示」と「即興ごみアート」、そして「タバコ花の灰皿」です。
タバコで作った灰皿を会場の喫煙所に設置。
AMRのメンバーの発案で実現したこの作品は、捨てられた吸い殻が花芯になり、イベント中にタバコ花が完成するという、「即興」をイメージした出し物でした。
◯ごみアート展示
また、当初から予定されていたごみアートの展示も行ないました。作品たちが一箇所に並ぶのは、思えばこれが初めてです。
◯即興ごみアート
そして、今回の大きな挑戦であった、即興ごみアート。
会場のお客様にも参加していただきながら、渋谷で拾い集めたごみをノープランで組み立てていきます。
傘を広げて…
ランチャー(?)らしきものを装着した鶴を取り付けて…
完成した作品が、こちらです!
なんともいえない、カオスな作品。
制作時間はおよそ4時間。
いろいろな人と交流しながら、「即興」で作品制作をする初の試みでした。
ちなみに、この作品はイベント終了後に解体・処分しました。
即興ごみアート、タバコ花の灰皿など、コンテンツが新しかっただけでなく、ひとつのイベントにパフォーマーとして参加すること自体が、創文企画にとって新しい経験でした。
AMRの方々、HipDistrictをはじめ出演者の方々、会場のDESEO mini with VILLAGE VANGUARDのスタッフの方々、そしてご来場いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
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『Improv vol.1』
日時:2016年5月13日(金)
23:30開演、翌5:00終演
場所:渋谷DESEO mini with VILLAGE VANGUARD
料金:2,000円+1D
主催:AMR